「MT4を使ってのシストレって難しそう……」と思ってませんか?

MT4シストレで相場を乗り切ろう

FXの達人さんによる2016年から17年の為替相場焦点まとめ

2016年から17年にかけ今後の数カ月間、外国為替市場の参加者は、①中東の政情不安、②わが国の大震災、③欧州の財政危機(ユーロ危機)、④中国のインフレの4片からなる複雑なジグソー・パズルを組み解かねばならない。結論を先に述べれば、筆者は、円安が進行する可能性大とみている。

「MT4を使ってのシストレって難しそう……」と思ってませんか?

プログラム言語がわからないと扱えないというイメージを持たれているMT4ですが、そんなMT4を用いた。利益を上げるためテクニカル分析方法をお伝えします。今回はレンジ相場でのEAのアイディアです。

 

はっきりとしない値動きになっている米ドル/円やユーロ/米ドル。2015年の7月8月は絵に描いたようなレンジ相場ですね。「トレーダーを殺すには刃物はいらない」という言葉もありますが、はやりなかなか値動きがなければ、取引もやりづらいのではないでしょうか。

 

MT4の無料EAのランキングがワークするときは、「市場にテーマがあるとき」でつまりは「トレンドがあるとき」です。2015年7月8月を見ていると、ギリシャの問題が再度出てきたり、中国人民元の問題が出てきたりはしましたが、相場の根幹を揺るがすような事態にはなっていません。また、「米国の利上げ」がテーマになるのもまだ早く、米ドルの買いも弱かった。仕方なく、夏枯れ相場になっていたのだと思われます。

 

とはいえ、繰り返しにはなりますが、相場は「トレンド3割、レンジ7割」と言われるもの。レンジのなかで小さく取引をするEAは、値動きが少ない状況下では重宝するはずです。ただし、このレンジEAで取引するだけでは、収益的には大きく伸ばすことは難しいでしょう。格言にも「休むも相場」とありますから、思い切って夏場の期間は旅行やリフレッシュに充てている個人投資家も多いようです。ですが、こんな状況下でいつ相場は動くか分からないものでもありますから、ある意味レンジの期間は、ほかの武器を磨く時期にしたいですね。つまりは、レンジEAを回して収益は確保しつつ、新たなEAの開発に勤しむというわけです。FXはEAで成績をあげる、この一言につきます。

 

 

FX投資雑感

円の独歩安トレンド明確に。年末に向けて1ドル90円台へ上昇。 さて今年も終わりになりかけているが2016年から17年までの予想を考えてみたいと思います。短期的には、中東情勢の混乱、わが国の震災による先行き不透明感から、ドル円相場にはダウンサイド・リスクが残る。ただ、円売り介入に対する警戒感も強く、欧州では、利上げ観測と財政懸念が交錯するため、主要3通貨に明確なトレントを求めるべきではない。あえて言えば、中国の引き締め政策を受けた中国元買いが望ましい。しかし、わが国経済が震災被害からの復興期に入り、中国経済の減速が明確になり、加えて、米国の量的緩和の解除が現実味を帯びてくれば、円の独歩安トレンドが明確となる可能が高い。ドル円相場は、年末に向けて90円台へ上昇するとみている。

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